遺品整理業界の現状
遺品整理業を始めるにあたっては、今のところ参入規制がなく、資本投下も少なく開業することが出来ます。
遺品整理業界は、他業種からしてみると、起業のハードルが低いと言われています。
しかし、遺品整理は立ち上げやすいものの、廃業に繋がる率もまた高いと言わざるを得ません。
なぜなら、まだ遺品整理が認知の低かった6年程前の状況より、現在は参入企業も爆発的に増加し、1顧客当たりの単価も下がっていること、
競合企業が増えたことから、他社との比較が当たり前となり、3社相見積りを取られるのが常識化していることが主な理由です。
つまり、「始めるのは簡単だけれども誰もが成功出来る訳ではない」ということです。
会社規模にも関わってきますが、遺品整理の受注件数だけを見ると、月間10件の依頼を受けられるようになると、ほぼ安定するでしょう。
問題は、安定的に、ムラなく平均的に10件以上の依頼を獲得できるようになることです。
月間10件の依頼を受ける事が出来れば、200万円の売上の確保は堅くなります。
200万円の売上が確保出来れば、経費を引いても、80万円は会社に利益を残すことが出来る計算です。
ですので、まずは安定的に10件の依頼を獲得出来るような基盤を作るということが肝要です。
その為に、どのような行動を起こし、基盤を作るのかという部分で、コンサルを行うのが私の仕事です。